🚉小倉駅のホームで出会った「かしわうどん」——旅の途中に沁みた一杯

九州を巡る旅の途中。
別府や中津に立ち寄ったあと、門司港を目指して乗り換えのために降り立った小倉駅。
天気は少し雲がかかりながらも、ところどころに晴れ間がのぞき、穏やかな風が心地よい。
県外から訪れた自分にとっては、JR九州の赤い車両や個性的な列車たちが行き交うだけで胸が高鳴る。
そんな中、ホームの片隅から漂ってきた出汁の香りに誘われるように、ふと足が止まった。
——そう、小倉駅名物「かしわうどん」。
🍜ホームの温もりと出汁の香り

立ち食いスタイルの小さな店。
昼時を過ぎたホームには、スーツ姿の人、旅人、地元の方など、さまざまな人がうどんをすすっている。
「北九州駅弁当 ぷらっとぴっと」7・8番ホームの、8番側にあるお店。
注文したのはもちろん、かしわうどん。
注文からほんの数十秒で、湯気の立つ丼が目の前に置かれた。
まずは一口。
出汁が澄んでいて、鰹の香りがふわっと鼻に抜けていく。
塩気は控えめで、旅の途中の体にやさしく沁み渡る。
🐓「かしわ」は鶏ではなく、牛。
この小倉の「かしわうどん」、面白いのは“かしわ”が牛肉であること。
甘辛く煮込まれた牛肉の旨味が、やさしい出汁の中で絶妙に調和している。
もちもちの麺をすすりながら、甘辛いかしわを口に運ぶと、味の対比が心地よい。
立ち食いなのに、味わいは深く、出汁の底力を感じる。
料理人としても「なるほど」と唸ってしまうほど、出汁と具材のバランスが見事だった。
🌤️旅の途中に沁みる一杯
列車の発車アナウンスが流れる。
丼を手にしている数分のあいだだけ、旅の喧騒がふっと止まったような感覚になる。
食べ終えたあと、出汁の余韻が口の中に残り、自然と「また来たいな」と思わせてくれる。
旅の途中で立ち寄った小倉駅。
その短い時間で出会った「かしわうどん」は、まるで旅の記憶そのもののように心に残った。
🏠おうちでも楽しめる「小倉のかしわうどん」
あの優しい出汁と甘辛いかしわの味を、もう一度味わいたい。
そんな方におすすめなのがこちら👇
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お店の味を再現したスープ・具材付きのうどんです。
レンジや鍋で手軽に再現できるので、旅の余韻をおうちでも楽しめます。
✍️まとめ
小倉駅のホームで味わった、あの出汁の香りと優しさ。
立ち食いという短い時間の中に、旅の情緒と九州の食文化が凝縮されていました。
あなたもいつか小倉を訪れるときは、ぜひ一杯すすってみてください。


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